先日、一回り若い友人がTGRに遊びにきてくれた。

彼女たちのことは、高校生のときから知っているけれど、
もはや一回り年下とは思えないほどしっかりした大人の女性に。。。

「大人になったのねぇー」なんて、ちょっと上目線で感慨にふけっていると、
私と同年代のアラフォーの友人がこんなことを言った。

「人間誰しも歳をとると、子供っぽくなる。そろそろ、自分たちも多少"子供返り"が始まっているはずから、一回り若い彼女たちとも、実はそんなに精神年齢が変わらないんじゃない？」

え、えぇーっ！？

確かに、高齢になると子供返りすることがあるって話は聞いたことがあったけれど、
まさか自分もすでに子供返り状態が始まっているかもしれないなんて、思ってもみなかった！（笑）

・・・でも、よく考えてみると、最近やたら頑固な自分がいたり、
妙にヒガミっぽい気分になってみたりすることがあるような気がする・・・。
最近、体力的な老化現象を感じることはちょいちょいあったけれど、
まさかこんな精神的な部分にもきていたとは・・・けっこう衝撃。

歳を重ねるとともに、精神的にはどんどん成熟していくと思い込むのは、少し危険かもしれない・・・。
もちろん成熟していく部分も多いのだろうけれど、
いろんな経験を重ねることで、逆に心の柔軟性を失ってしまい、
それが子供っぽい言動や行動、余裕のない心理状態につながってしまうことがあるのかもしれない。

すぐイラッとしたり、「これはこうなのにー！ムキーッ！」なんて思ったとき
「あぁ、自分はダメだ。ちっちゃいなー・・・」と思うのではなく、
「あ、これも一種の老化現象ね」と考えて、そんな自分をふんわり優しく受け止めてあげられたら、
自分も回りの人ももっと心地よく過ごしていけるのではないだろうか・・・。

「気づき」って、いつどこで現れるか、わからないものです。。。