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おいしい話には何かある?!

久しぶりすぎるBlogの更新になります。
今回は「土地の購入」に関するお話です。


お客様から、ご購入を検討されている土地を「事前に見て欲しい」というご依頼を受け、
早速見に行ってきました。


そこは、湘南エリア某所の1000坪以上ある広大な土地。最寄りのJR駅からも徒歩圏内で、価格は2千万円台。建築条件なし。目の前は公園、小学校も近くにあって・・・
と、これだけの情報だと、一瞬「おぉー!」と思ってしまう破格の好条件のようにも聞こえます。


ところが、実際にその土地を見に行ってみると、家を建てられる土地部分は約30坪程度、その約30坪の部分を取り囲むよう、背中側に大きな崖が。そしてその崖の上にはうっそうとした森があり、その森部分を全部ひっくるめて1000坪超・・・というなんともダイナミックな土地でした。


「建坪が30坪あれば十分。家の裏に森があるなんて、緑がそばに感じられていいじゃない」なんて思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと待ってください(笑)


この土地に家を建てようとすると、まず崖が崩れてこないように擁壁で周りを固める必要があります。この大きさの崖に対する擁壁を作るとなると、ウン千万といった単位の金額がかかります。

また、崖の上の森もかなり大きな敷地になりますので、森の管理や維持費も相当なものになると思われます。要するに家を建てた後も、定期的に木々を伐採したりといったメンテナンス費用に、かなりの出費を要するということが考えられます。


家を建てる前後で、実際の土地代の何倍もの「+α」の金額がかかることがお分かりいただけましたでしょうか・・・?


怖いのは、こういった「+α」の情報については、不動産屋さんからもらう資料には特に記載がないところ・・・。知らずに購入してしまって「え?!」ということになってしまっても後の祭りです。

もちろん、こういったもろもろの情報について理解をした上で、それでも「この土地が気に入った」「買いたい」というご決断であれば、全く問題ないと思います。
ただ、ほとんどの皆さんにとって、土地の購入はそう何度も経験することでもないでしょうし
ご自身で判断材料を集めるにも限界があるが現実かと。


The Green Roomでは、土地の購入を検討される段階からご相談に乗らせていただいておりますので、何かご心配な点があるような場合は、お気軽にご相談ください。
神奈川、東京地区など、可能な限り直接土地を見に行き、設計士の観点からアドバイスさせていただきます。


どんな世界にもおいしい話には何かある・・・ということで、久しぶりのブログ更新は土地購入の際のお話でした。

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