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老犬と暮らす家パート2

我が家の家族の一員でもある老犬「エバ」。御歳19歳です。

若かりし日々は、結構・・・いえ相当ヤンチャなワンコで、血を見た人も数知れず・・・。飼い主の言う事は聞くものの、決して媚びたりしない勝気な犬です。
だからこそ、こんなに長生きしてくれているのかもしれません。


そんな勝気なエバさんも、ここ最近は足腰の踏ん張りが利かなくなり、腎機能が低下してしまったため3~4日ごとに点滴通院、ご飯も本当に少ししか食べられなくなってきました。。。


日々老いていく我が愛犬・・・。以前はできていたことが段々できなくなってくる毎日。
・・・ですが、淋しいことばかりではありません。


例えば、若かったころは、抱っこなんて絶対にさせてくれなかったのに、この頃はおとなしく抱っこさせてくれるようになりました。筋力が衰えてしまった体は、柔らかく暖かいんです。
それから、散歩をしてると沢山の見ず知らずの方々に応援してもらえたりします。


大抵は、「おいくつ~?」から始まり、「がんばって長生きしてね、うちの前をトイレ代わりに使ってもいいのよ」なんていう暖かいお言葉をいただくことも。また、「うちの子も20歳まで生きたのよー」などと、エバを見てご自身の飼っていたワンコを思い出す方も珍しくありません。
私ひとりで歩いていたらお互い挨拶することもなかったような方々が、エバをきっかけにとても優しい言葉をかけてくださいます。


老いた今、ほとんど吠えることもなく、ウロウロ動き回るわけでもないのですが、その存在感たるや、かなりのものです。点滴入院で少し家にいないだけでも、家の灯りが少し暗くなったように感じるほど。。。


いなくなるなんて想像つかないなー。でもいつかはお別れするときがくるんですよね。。。そしてそのときもそう遠くない未来にやってくるのかもしれないな。。。いやいや、そんなことない、まだまだエバは長生きするんだし!・・・想いが行ったり来たりしてしまう今日この頃・・・です。


われわれ家族にできるのは、変わりゆく姿を暖かく見守ることだけなのかもしれません。それは時としてとても難しいことですが、受け入れなければならない事実なのです。。。たとえどんな姿でも可愛いエバには変わりないのです。



フラッシュたいたら、まぶしい顔になっちゃいました!


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